SEO対策には外部に向けたものと内部に向けたものがあります。外部に向けたSEO対策はキーワードの選定や被リンク等ですが、内部のSEO対策はどちらかと言うと自分の事情です。いかに自分のサイトをウェブ標準に準拠した、きれいな作りのサイトにするかです。ウェブ標準というのは一定の指針が示されている基準で、サイトを作りに当たってのユーザービリティや見た目の作り方などが示されています。
が、そのルールに基づいていればいいというよりも、単純にそのサイトを訪れたユーザーがどれだけ過ごしやすいか、迷う部分がないかを普通にユーザー目線で考えて、過ごしやすいサイトを作れば概ねウェブ標準は満たせるのです。分かりやすいところではパンくずリストの存在があります。ウェブサイトも大きくなってくると多数のページが出来、カテゴリ分けによって階層化されていきます。ユーザーが3層目、4層目まで潜ってページを閲覧したあと、自分が今どこにいて次に見たい記事はどこにあるのかが分からなくなってしまってはユーザビリティの良いサイトとは言えません。
そこで全てのページにパンくずリストを設置する事により、簡単な索引をいつでも見られる環境に出来るのです。ブラウザの戻るボタンを使う人も多いですが、深い階層だと戻るボタンを何回も押さなければなりません。そういった事をユーザーにさせるのは非常にユーザビリティが悪いため、まずユーザーが迷わないこと、そして使いやすいページを作る事を意識しましょう。
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